オホサワ.net

カシラハラ伝承会

ノートその1.

2025年3月21日

□5/20記す

老子の訓えでは、柔軟、柔順、柔らかな振る舞い、突き進むサヌキの電気に対して、アワの磁力が巻いて、マクミというチカラが、存在します。

サヌキ、アワ、マクミの3素量は、同時発生です。

現代語で言えば、電気、磁気、重力気。

考える、という脳のハタラキ、動く、という神経筋肉のハタラキ。

ムラの鍛冶屋のおじさんですね。

「少しも休まず、槌音響く」

脳力、体力、治癒力、免疫力、親和力、反発力、行動力、自粛力などなど。

怒り、悲しみ、許し、笑い、歌い、踊る、モノミナ、3素量の瞬時の発生によります。

そして、それは、時間と空間、トキトコロのマに現れます。

サヌキ、アワ、マクミ、トキ、トコロの

イツツ(五)の素量の瞬時の発生。

これを「イマタチ」といいます。

イマ考えていたモノは、もう、過去に去ります。そして、未来から、また、新しいイマが、押し寄せてきます。

これが、「イノチ」です。

「イ」五つの素量が、瞬時、同時発生で、「ノ」びて、「チ」ぢわ(千々石)に、つながっていく意味です。

 三つの素量、「ミ」は、三、身、実、見、観、未など、漢語に翻訳すれば、逆に、意味の多重性がわかると思います。

「ミノチ」が、時・空、トキ、トコロの「マ(間)」に、出現しているということです。

それが「イ・ノ・チ」です。

その天然のナリタチ、ナリワイを無駄な学問や教養が邪魔をしている訳です。

無駄な学問や教養を、振りまいている人々は頭(アタマ)が悪いのでしょう。

イノチの意味を判って、大切にしている人はアタマでなく、「カシラ」と呼びます。

バカな頭は「サカシラ」といいますね。

今の日本の不幸は、頭でっかちが跋扈(バッコ)して、情報網を握り、濡れ手に粟よろしく、われわれ庶民の血と汗の結晶を分捕ることだけに、悪知恵を働かせていることでしょう。

「新型コロナウィルス」。どうすれば、こんなことを引き起こす悪知恵がでてくるのでしょうか。

 一つ良いことは、この騒動により、爆弾の飛び交う状況、「不要不急」の戦争が収まっていること。毎年1万人もの方がイノチを奪われる「インフルエンザウィルス」さんが行き場を失っていること、くらいかな?

しかし、われわれはこういう時こそ、チエ、知恵,千恵を働かせて、千枝の連帯ですね。なんでもアリ、蟻の連帯です。

われわれ日本人は長い間、漢文化に影響され、上級な支配者は漢字を公文書文字として扱い、庶民もその影響を受けて教養を知らず知らず、強要されてきていました。

しかし、ドッコイです。漢字を「訓」で読む日本語がまだまだ、すたれていません。

ですから、普段に使ってる言葉、それを例えば、「命」と書いてしまっては、本当のイノチの意味がわかりません。

しかし、そんなこと、深く考えもしないで、「命紅い」なんて、唄っていたり、「命あってのものだね」 と、「生命」保険をかけたりしている訳でございます。

新型か旧型か、ワレラ庶民には、わっかりません。コロナがどんなだか、見えません。ウィルスさんもみたこたぁね〜い。どこのどなたのお知らせでしょう?テレビ見たり、ラジオを聴かなければ、知らないでいた音ボケですね。

ソロソロ、自分のイノチのナリタチに目を向けて、催眠から、目覚めましょうね。

愛(イト)おしいですね!イノチ。イト美味しい。

少しも休まず、トンテンカン、トンテンカン。

トンチンカンにならないよう、槌(ツチ)音ヒビかせましょう。