ノートその6.
2025年3月21日
9月25日金曜記す
日本上古代の文献、カタカムナに出会って、約30年。
その師と仰いだ宇野多美恵先生が逝去されて、14年目の秋です。
カタカムナ文献を解読され、その業績を宇野先生に託された楢崎皐月先生が逝去されて、46年の歳月。
『相似象16号』は宇野先生が亡くなる2年前、2004年11月の発行で、この原稿が絶筆となってしまいました。
今、インターネットでは「カタカムナ」ブームだそうです。
オカルト占い、神秘主義の世界で、語られていて、それにまつわる健康グッズもたくさん販売されているようです。
『相似象』会誌を真面目に読んでいれば、神秘の世界や宗教の世界に行くことは無いと思うのですが、やはり、現世ご利益を求めるところに行き着くということでしょう。
釈迦の言葉が「仏教」になり、孔子の言葉が「儒教」になり、ナザレの大工の息子の言葉が「キリスト教」になったように、近い将来、「カタカムナ教」もできるかもしれません。
現に、そんな教祖様たちがあちこちで、説法をされていらっしゃるようです。
相似象第16号は、次のカタカムナ80首のうちの、第64首の解説から始まっています。写真は、図象と解読した文字とで示されています。
ヤハマカシ ソレツミ
アメノセヲキネ
アキタマコメ
カムナガラ
ワクツミ ヒトヨヤシ
アナミワク
アナミコロ
アメノトヨセツミ
アメノヨロツ
ミナカナノオホカミ
さてさて、これはどんな意味なのでしょうか?
そろそろ、真面目に学ぼうとされる方々に、出逢えるといいのですが。
楢崎先生は75歳で逝去されました。
植物波農法や、放射能を無毒化する技法などをカタカムナ文献の解読から、開発されたそうです。
無い脳みそをどうすれば、そこまで、いけるのか!
「帰妹」は一時の現象にとらわれないで、永遠の景色を読め、との訓えです。
イノチある限り、行くしか無い。
キマイ、呑舞です。